ドル円来週のイベントを控えレンジでの取引続く
ニューヨーク為替市場はドルは伸びなかったものの、底堅く推移しました。
26日発表になった耐久財受注や新築住宅販売件数は共に予想を上回る強い内容の指標だったものの、上値を追って行く動きとまでは行きませんでした。
週末ということもあり、また来週はFOMC、GDP、そして週末には雇用統計と重要なイベントが目白押しであることもあって、ポジション調整に終始したのかも知れません。
原油が55ドル台に上昇していたこともドルの上値を重くした要因かもしれません。
ドル円については、今週に入って何度も阻まれている121円80銭レベルが一つのポイント。それを突破した場合、122円台へと上昇する可能性が高いですね。122円台まで上昇した場合は、今度は122円台を中心とした動きとなってくるでしょう。
これまで据え置きか、利下げかの選択肢だった、ドル金利の見通しでしたが、ドル長期金利の上昇で、強気の市場関係者の一部は年内の利上げを指摘する向きも一部では出てきているようです。来週はFOMCや雇用統計の発表を控え、円ショートのみならず、ドルショートも巻き戻しにきているのかもれないです。
※1月26日(金)の経済指標結果
時間 | 指標名 | 予想 | 結果 | 前回 |
08:30 | 東京消費者物価指数-1月(季調済) | 0.1% | 0.2% | 0.0% |
08:30 | 東京消費者物価指数-1月(季調済/除生鮮) | 0.1% | 0.2% | -0.1% |
08:30 | 東京消費者物価指数-1月(前年比) | 0.2% | 0.1% | 0.3% |
08:30 | 東京消費者物価指数-1月(前年比/除生鮮) | 0.2% | 0.2% | 0.2% |
08:30 | 東京消費者物価指数-1月(前年比/除生鮮&エネルギー) | N/A | 0.1% | 0.0% |
08:30 | 全国消費者物価指数-12月(季調済) | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
08:30 | 全国消費者物価指数-12月(季調済/除生鮮) | 0.0% | -0.1% | 0.0% |
08:30 | 全国消費者物価指数-12月(前年比) | 0.3% | 0.3% | 0.3% |
08:30 | 全国消費者物価指数-12月(前年比/除生鮮) | 0.2% | 0.1% | 0.2% |
08:30 | 全国消費者物価指数-12月(前年比/除生鮮&エネルギー) | N/A | -0.3% | -0.2% |
08:50 | 企業向けサービス価格指数-12月(前年比) | -0.1% | 0.2% | -0.1% |
16:00 | 輸入物価指数-12月 | -0.1% | -0.3% | -0.4% |
16:00 | 輸入物価指数-12月(前年比) | 2.4% | 2.2% | 2.8% |
18:00 | マネーサプライ(M3)-12月(前年比) | 9.2% | 9.7% | 9.3% |
18:00 | マネーサプライ(M3)-12月(3ヶ月平均) | 9.0% | 9.2% | 8.8% |
22:30 | 耐久財受注-12月 | 3.0% | 3.1% | 2.2% |
22:30 | 耐久財受注-12月(除輸送) | 0.5% | 2.3% | -1.0% |
24:00 | 新築住宅販売件数-12月 | 105.2万件 | 112.0万件 | 106.9万件 |