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最新為替ニュース

2007年4月28日土曜日

ユーロ最高値更新 上値余地を探る展開

27日のNY為替市場でドルは下げ渋った。きょうは発表された1-3月期GDPの 速報値は予想を下回る内容だったことで、発表直後はドル売りで反応した ものの、GDPデフレータが予想を上回り、インフレ懸念も強く示したことで、 ドルは下げ渋った。
また、昼前のロンドンFIX後に、突然ドルの買い戻しが強まった。理由は定かでは ないが、まとまった大口の買いが出た。様々な噂が流れたが、ヘッジファンドの 顧客への返金に伴う買い戻しとの噂が最も有力だったようだ。
ただ、買戻しが一巡すると、ドルは午後にかけて伸び悩んだ。ユーロは対ドル、対円ともに発足後の最高値を更新した。ユーロ円は 163円台に上昇している。
弱いGDPの発表直後、ドル売りが強まり、ユーロドルは1.3680近辺 まで上昇した。その後、ロンドンFIX後のドル買いの強まりで、1.35台 に急速に下げる場面も見られたものの、売りが一巡すると、すぐさま 買いが入ってきて、1.3650近辺まで戻している。
ユーロ円も一連の指標発表後、163円台をトライ。ロンドンFIX後のドル買い でユーロドルが急速に下落し、162円台に落ちたが、売りが一巡すると 163円台にすぐに戻し、ほぼ今日の高値圏で引けている。

※4月27日(金)の経済指標結果

時間指標名予想結果前回
08:30 失業率-3月 4.0% 4.0% 4.0%
08:30 有効求人倍率-3月 1.05 1.06 1.05
08:30 全世帯家計調査 消費支出-3月(前年比) 0.7% 0.1% 1.3%
08:30 東京都消費者物価指数-4月(前年比) -0.1% 0.2% 0.0%→0.1%
08:30 東京都消費者物価指数-4月(除生鮮/前年比) 0.0% 0.0% -0.1%
08:30 東京都消費者物価指数-4月(除生鮮エネ/前年比) N/A -0.2% -0.3%
08:30 全国消費者物価指数-4月(前年比) -0.1% -0.1% -0.2%
08:30 全国消費者物価指数-4月(除生鮮/前年比) -0.2% -0.3% -0.1%
08:30 全国消費者物価指数-4月(除生鮮エネ/前年比) -0.2% -0.4% -0.3%
08:50 鉱工業生産-3月(速報値) 0.9% -0.6% 0.7%
08:50 鉱工業生産-3月(前年比/速報値) 3.3% 1.6% 3.1%
08:50 大型小売店販売額-3月(前年比) -0.9% -1.1% 0.5%
08:50 小売業販売額-3月 -0.6% -1.3% -0.9%→-0.8%
08:50 小売業販売額-3月(前年比) -0.5% -0.7% -0.2%
13:00 自動車生産-3(前年比) N/A -3.4% 1.9%
14:00 建設工事受注-3月(前年比) 7.5% -1.6% 7.0%
14:00 住宅着工戸数-3月(前年比) -0.9% 5.5% -9.9%
14:07 日銀政策金利 0.50% 0.50% 0.50%
17:00 経常収支-2月(季調済) 11億EUR -53億EUR 27億EUR→35億EUR
17:30 自動車生産-3月(季調済/前期比) N/A 0.0% -0.2%→0.2%
17:30 自動車生産-3月(季調済/前年比) N/A -6.9% -7.6%→-7.2%
18:30 KOFスイス先行指数-4月 2.00 1.90 1.90→1.84
21:30 業況判断-4月 0.0 12.0 2.0→3.0
21:30 実質GDP-1Q(速報値) 1.8% 1.3% 2.5%
21:30 個人消費-1Q(速報値) 3.5% 3.8% 4.2%
21:30 GDP価格指数-1Q(速報値) 3.0% 4.0% 1.7%
21:30 雇用コスト指数-1Q 0.9% 0.8% 0.8%→0.9%
23:00 ミシガン大学消費者信頼感指数-4月(確報値) 85.3 87.1 85.3

2007年4月27日金曜日

ドル買い戻し続く

ロンドン市場では取引序盤からドル買いが優勢となり、 欧州通貨を中心にドルの買い戻しが続いた。ドル円は今週のレンジ相場上限 (118.20-119.00)を突破。NY勢参加前に119.30台まで上昇している。 個別ではポンドドルの下げがきつい。取引序盤に2.00台前半で推移していた ポンドドルはドル買い優勢の流れを受け、2.0000を割り込んだ。 NY勢参加前にはストップを巻き込んで一段安となり、1.9920台まで下落した。 ユーロドルも1.36台半ばから1.36付近まで下落している。
特に目新しいドル買いの材料はないものの、明日発表の米GDPを前に 一旦ドルショートの買い戻しが進む形となった。今週発表された米住宅指標は 新築、中古とも予想を大幅に下回ったものの、指標自体の弱さに比べドル売り は鈍いように見えた。サブプライムをきっかけに進んだドル売りも足元では やや売り疲れ感が出ているようだ。

※4月26日(木)の経済指標結果

時間指標名予想結果前回
06:00 RBNZ政策金利 7.50% 7.75% 7.50%
07:45 貿易収支-3月 -0.5億NZD 0.61億NZD -1.27億NZD→-1.28億NZD
07:45 輸入-3月 33.0億NZD 32.7億NZD 29.7億NZD→29.8億NZD
07:45 輸出-3月 32.5億NZD 33.3億NZD 28.5億NZD
09:30 Westpac先行指数-2月 N/A 0.9 0.1%→0.2%
12:00 NBNZ企業信頼感-4月 N/A -19.4 -12.5
14:00 中小企業景況判断(商工中金)-4月 49.8 49.6 50.4
15:00 輸入物価指数-3月 0.5% 0.6% 0.5%
15:00 輸入物価指数-3月(前年比) 0.8% 0.9% 0.8%
15:00 ネーションワイド住宅価格-4月 0.6% 0.9% 0.4%→0.5%
15:00 ネーションワイド住宅価格-4月(前年比) 9.5% 10.2% 9.3%
15:10 GFK消費者信頼感調査-5月 4.7 5.5 4.4
21:30 新規失業保険申請件数 33.0万件 32.1万件 33.9万件→34.1万件

2007年4月26日木曜日

対円除きドルがやや弱含み

市場では、対円を除く主要通貨でドルが弱含みとなった。 昨日発表された米中古住宅販売が大幅に落ち込んだことで、市場ではドルに対する センチメントが悪化している。本日は21時30分に米耐久財受注、23時に米新築住宅 販売が控えており、米指標に対する警戒感がドル買い手控えに繋がったようだ。 ただ、指標発表前にドルを一段と売り込む動きはなく、下げは小幅にとどまった。
今日発表されたドイツIFO景況感指数、英GDPはともに予想を上回ったものの、 ユーロ買いやポンド買いは限定的だった。双方とも今年に入ってかなり上昇している。 多少の上ブレでは指標結果に反応しない状況のようだ。ユーロドルは2年ぶりの高値 1.3360付近まで上昇したものの、ユーロ発足以来の高値1.3666を前にこう着した。

※4月25日(水)の経済指標結果

時間指標名予想結果前回
08:50 通関ベース貿易収支-3月(季調済) 9500億円 1兆1231億円 6551億円→6270億円
17:00 IFO景気動向-4月 107.9 108.6 107.7
17:00 IFO現況評価値-4月 112.5 113.2 112.4
17:00 IFO予想値-4月 103.5 104.3 103.2
17:30 GDP-1Q(速報値) 0.6% 0.7% 0.7%
17:30 GDP-1Q(前年比/速報値) 2.8% 2.8% 3.0%
17:30 サービス業指数-2月(3ヶ月/3ヶ月) 0.8% 0.8% 0.8%→0.7%
21:30 耐久財受注-3月 2.5% 3.4% 1.7%→2.4%
21:30 耐久財受注-3月(除輸送用機器) 1.0% 1.5% -1.0%→-0.4%
23:00 新築住宅販売件数-3月 89.0万件 85.8万件 84.8万件→83.6万件