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2006年12月30日土曜日
サイコロジカル・ライン
サイコロジカル・ラインは「数日間連続して株価が上昇したので、そろそろ下がるかもしれない」という投資家の心理的な変化を表すために作られた指標です。
計算式
A=期間中、終値が前日比プラスの日数
B=総期間(日数)
とした場合、計算式は次のようになります。
サイコロジカル・ライン(%)=A÷B×100
例えば10日間で、前日比プラスの日が5回あった場合、サイコロジカル・ラインは4÷10×100=50で50%となります。
期間中のすべての日に前日比株価が上昇すればサイコロジカル・ラインは100%、逆にすべての日において前日比変わらずか下降ならば0%になります。極端な数値になります。
売買シグナルは反転下降の目安が75%、反転上昇の目安が25%といわれています。
カテゴリ 実践テクニカル
ストキャスティクス
ストキャスティクスの特徴は二本のラインを用いて、二本の線の交差地点を売買ポイントとすることです。また、もうひとつの特徴として%K、%Dと呼ばれる二本のラインを用いた「ファースト・ストキャスティクス」と、%D、SDと呼ばれる二本のラインを用いた「スロー・ストキャスティクス」の2種類のストキャスティクスがあります。
計算式
A=直近の終値
B=過去n日間の最高値
C=過去n日間の最安値
とした場合、計算式は次のようになります。
%K=(A-C)÷(B-C)×100(%)%D=(A-C)のn'日間の合計÷(B-C)のn'日間の合計×100(%)SD=%Dのn''日間単純移動平均(%)
値段が上昇すれば100に近づき、下落すれば0に近づきます。%Kが最も急激に、SDが最も緩やかに変化します。
カテゴリ 実践テクニカル
RSI(相対力指数)
RSI(Relative Strength Index)は一般に株価相対力指数と訳されます。
基本的には 75~80%以上になると買われすぎ、 25~30%以下になると売られすぎと見ます。
計算本数は一般的に14日を使うことが多いようです。
計算式
A=期間内の値上がり幅の合計
B=期間内の値下がり幅の合計
とした場合、計算式は次のようになります。
RSI=A÷(A+B)×100(%)
カテゴリ 実践テクニカル
VR(ボリュームレシオ)
VRは出来高ベースの代表的な指標です。場所によって計算の仕方はばらばらなんですが、今回は最も多く使われている方法を使用します。
U=期間内の株価上昇日の出来高合計
D=期間内の株価下落日の出来高合計
S=期間内の株価変わらずの日の出来高合計
とした場合、各計算式は次のようになります。それぞれ名前は似ていても指標の数値は全く違うので注意しましょう。
VR[A]=(U+S/2)÷(D+S/2)×100
指標値は0以上で上限はありません。500~1000近くまで上がるときもあります。上昇と下落が均衡しているとき(U=D)は100となります
カテゴリ 実践テクニカル
ローソク足
ローソク足とは、一定期間の値動きをローソクの形で示した株価チャートの一種。
ローソク一つあたりの期間が1日の場合は日足(ひあし)、1週間の場合は週足(しゅうあし)、1月の場合は月足(つきあし)、1年の場合は年足(ねんあし)と呼ぶ。
ローソク足は太い実体線とよばれる長方形の部分と、その上限に付くヒゲと呼ばれる細い線で成り立っている。実体線は白く表示するものと黒く表示するものがあり、白く表示したものは長方形の下辺がその期間の始値、上辺が終値を示す。
黒く表示したものは長方形の上辺が始値、下辺が終値を示す。
また、実体線の上についている細長い線を「上ヒゲ」、下についている細い線を「下ヒゲ」という。上ヒゲの先端は高値、下ヒゲの先端は安値を示す。
カテゴリ 実践テクニカル
実践テクニカル
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テクニカル分析とは | |
テクニカル分析とは、「過去の価格や時間、出来高などから将来の価格や相場動向を分析・予測するもの」です。
テクニカル分析は、価格と出来高の分析には以下のポイントで計算されます。 |
●始値 | |
これはその日の最初についた市場価格です。 | |
●高値 | |
これはその日に取引された中で最も高い価格です。買い手より多くの売り手がいたポイントと言えます。 | |
●安値 | |
これはその日に取引された中で最も安い価格です。売り手より多くの買い手がいたポイントと言えます。 | |
●終値 | |
これはその日の最後についた市場価格です。市場参加者がその日の最後に容認した価格であることから、その日の仮想コストと見ることもできます。また、将来の価格に最も近く、その日のすべてに情報を織り込んでいるとも見ることができるので、最も重要視される価格といえます。 | |
●出来高 | |
これはその日に取引された数です。これだけで予測に用いられるのは少なく、価格との関連性が重視されます。
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テクニカル指標 | |
・ローソク足
・移動平均線 ・ボリンジャーバンド ・VR(ボリュームレシオ) ・RSI(相対力指数) ・ストキャスティクス ・サイコロジカル・ライン ・騰落レシオ ・MACD |
カテゴリ 実践テクニカル
2006年12月29日金曜日
スワップ
魅力のレバレッジスワップ |
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取引上の注意点 |
スワップ |
スワップは「交換」という意味で、金融取引でいうスワップ取引とは、将来のキャッシュ・フローを交換することをいい、交換されるものによって、エクイティスワップや金利スワップなどと呼ばれます。 例えば、同一通貨の固定金利と変動金利を交換する金利スワップは、一方の当事者(A)が契約締結時に定めた想定元本に対する固定金利を、もう一方の当事者(B)に支払う一方、BがAに対して、同額の想定元本に対する変動金利を支払う取引です。 各国の通貨は金利が違っていて、その金利分の金額がスワップポイントとしてもらえます。 |
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各国通貨
為替とは |
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円安円高 |
各国通貨 |
為替レートの種類は、カレンシーペア(通貨の組合せ)であらわします。世界中のあちらこちらで貿易が発生するため通貨の組合わせはたくさんありますが、外国為替市場で主に取引されるカレンシーペアを一部紹介します。 アメリカ・ドル/日本円 USD/JPY ユーロ/アメリカ・ドル EUR/USD イギリス・ポンド/アメリカ・ドル GBP/USD アメリカ・ドル/スイス・フラン USD/CHF アメリカ・ドル/カナダ・ドル USD/CAD オーストラリア・ドル/アメリカ・ドル AUD/USD ニュージーランド・ドル/アメリカ・ドル NZD/USD ユーロ/日本・円 EUR/JPY イギリス・ポンド/日本・円 GBP/JPY スイス・フラン/日本・円 CHF/JPY オーストラリア・ドル/日本・円 AUD/JPY ニュージーランド・ドル/日本・円 NZD/JPY カナダ・ドル/日本・円 CAD/JPY ユーロ/スイス・フラン EUR/CHF ユーロ/イギリス・ポンド EUR/GBP ユーロ/オーストラリア・ドル EUR/AUD ユーロ/カナダ・ドル EUR/CAD イギリス・ポンド/スイスフラン GBP/CHF オーストラリアドル/カナダドル AUD/CAD |
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円安円高
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円安円高 |
円安とは円の価値が下がることで、たとえば、アメリカで売られていた1ドルのお菓子が1ドル=100円だった場合、日本円で100円でお菓子が買えますが、1ドル=120円になってしまった場合は、今まで80円で買えたお菓子が120円出さなければ買うことができなくなってしまうので、円の価値が下がったといえます。 一見1ドル=120円になったほうが円の価値が上がったように見えますが、実は相対的価値が下がったことがおわかりになると思います。 円安が進む(ドル高が進む)と、アメリカで日本の製品が安く買うことが出来るため、日本からの輸出が増えるのに対し、アメリカからの輸入品の値段は上がり輸入が減ることにつながります。円高は反対になります。 |
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