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2007年1月27日土曜日

ドル円来週のイベントを控えレンジでの取引続く

ニューヨーク為替市場はドルは伸びなかったものの、底堅く推移しました。 26日発表になった耐久財受注や新築住宅販売件数は共に予想を上回る強い内容の指標だったものの、上値を追って行く動きとまでは行きませんでした。 週末ということもあり、また来週はFOMC、GDP、そして週末には雇用統計と重要なイベントが目白押しであることもあって、ポジション調整に終始したのかも知れません。 原油が55ドル台に上昇していたこともドルの上値を重くした要因かもしれません。
ドル円については、今週に入って何度も阻まれている121円80銭レベルが一つのポイント。それを突破した場合、122円台へと上昇する可能性が高いですね。122円台まで上昇した場合は、今度は122円台を中心とした動きとなってくるでしょう。
これまで据え置きか、利下げかの選択肢だった、ドル金利の見通しでしたが、ドル長期金利の上昇で、強気の市場関係者の一部は年内の利上げを指摘する向きも一部では出てきているようです。来週はFOMCや雇用統計の発表を控え、円ショートのみならず、ドルショートも巻き戻しにきているのかもれないです。

※1月26日(金)の経済指標結果

時間指標名予想結果前回
08:30 東京消費者物価指数-1月(季調済) 0.1% 0.2% 0.0%
08:30 東京消費者物価指数-1月(季調済/除生鮮) 0.1% 0.2% -0.1%
08:30 東京消費者物価指数-1月(前年比) 0.2% 0.1% 0.3%
08:30 東京消費者物価指数-1月(前年比/除生鮮) 0.2% 0.2% 0.2%
08:30 東京消費者物価指数-1月(前年比/除生鮮&エネルギー) N/A 0.1% 0.0%
08:30 全国消費者物価指数-12月(季調済) 0.0% 0.0% 0.0%
08:30 全国消費者物価指数-12月(季調済/除生鮮) 0.0% -0.1% 0.0%
08:30 全国消費者物価指数-12月(前年比) 0.3% 0.3% 0.3%
08:30 全国消費者物価指数-12月(前年比/除生鮮) 0.2% 0.1% 0.2%
08:30 全国消費者物価指数-12月(前年比/除生鮮&エネルギー) N/A -0.3% -0.2%
08:50 企業向けサービス価格指数-12月(前年比) -0.1% 0.2% -0.1%
16:00 輸入物価指数-12月 -0.1% -0.3% -0.4%
16:00 輸入物価指数-12月(前年比) 2.4% 2.2% 2.8%
18:00 マネーサプライ(M3)-12月(前年比) 9.2% 9.7% 9.3%
18:00 マネーサプライ(M3)-12月(3ヶ月平均) 9.0% 9.2% 8.8%
22:30 耐久財受注-12月 3.0% 3.1% 2.2%
22:30 耐久財受注-12月(除輸送) 0.5% 2.3% -1.0%
24:00 新築住宅販売件数-12月 105.2万件 112.0万件 106.9万件

2007年1月26日金曜日

引き続き円安懸念発言に注意

ロンドン市場では円相場が上下動をへて多少の円安方向に進みました。ロンドン市場の前半、ドル円が安値圏で揉み合い、クロス円は安値から反発、上下に振れる荒っぽい値動きとなった。
しかし、ロンドン時間昼ごろ(東京時間20時50分ごろ)に2月のG7を取り仕切るドイツ政府高官が「円がG7の議題になる可能性は低い」との趣旨の発言を行うと、次第に円売りが優勢の展開に。
本日、日本の消費者物価指数の発表が予定されています(26日8:30)。日本の金融政策に大きな影響を与えるため、市場の注目度の高い指標です。予想を上回る良好な数字が出た場合、多少の円ショートカバーが起きることも考えられます。 しかし、他国との金利格差が変わったわけではありませんので、調整が一巡すると再び上昇してくるでしょう。
ただ、最近の大幅な円安懸念による政府高官の発言には十分の注意を払いたい。

※1月25日(木)の経済指標結果

時間指標名予想結果前回
05:00 RBNZ政策金利 7.25% 7.25% 7.25%
08:50 通関ベース貿易収支-12月(季調済) 8708億円 6581億円 9911億円
16:10 GFK消費者信頼感調査-2月 8.4 4.8 8.5
18:00 IFO景気動向-1月 109.0 107.9 108.7
18:00 IFO現況評価値-1月 115.4 112.8 115.3
18:00 IFO予想値-1月 103.0 103.2 102.5
18:00 経常収支-11月(季調済) 10.0億EUR -20.0億EUR 18.0億EUR
18:30 自動車生産-12月(前期比) N/A -1.5% -2.4%
18:30 自動車生産-12月(前年比) N/A -9.6% -12.0%
20:01 ANZ-Business PMI-12月 N/A 54.2 55.4
22:30 新規失業保険申請件数 31.0万件 32.5万件 28.9万件
24:00 求人広告指数-12月 31 33 29
24:00 中古住宅販売件数-12月 -0.5% -0.8% 0.5%

2007年1月25日木曜日

円ショート大幅巻き戻し ポジション調整か

円、ドルはともに高値圏で推移、欧州通貨は軟調な動きとなっています。 利上げ目的から欧州通貨買いが強まり、一方で円は日銀の利上げ見送りなどを材料に、金利差に着目したキャリートレードが強まり、円の下落は続いていました。しかし、ここ数日の急な上昇で欧州通貨に高値警戒感も強く、いつ調整が入ってもおかしくない、きっかけ待ちの状況 にはありました。先週発表になったシカゴIMMの円の売り越し枚数も過去最高の水準まで円は売られている。
このような状況でロンドン時間中にショートカバーから怒涛の円買い戻しが強まり、3円近くポンド円は下落しました。きっかけはキング英中銀総裁の講演内容だそうで「07年後半にもインフレは落ち着く見通し、急激な下げもあり得る」とのコメントや、24日発表になった英金融政策委員会(MPC)議事録で先日の利上げは5対4と僅差で決定されていたことも欧州通貨に対する円ショートカバーの意識を強くしたのかもしれません。
また、ニューヨーク時間に海外情報ベンダーが匿名者のコメントして「欧州はG7で円安に対する強いメッセージを求める。ファンダメンタルズを反映すべき」と配信。これを受け、ドル円&クロス円が急落しています。
大量にあるであろう円ショートの積みあがりを考えれば、調整ムードが強まり、しばらく地合いは円買い材料に敏感になって行く可能性も出てきている。

※1月24日(水)の経済指標結果

時間指標名予想結果前回
08:00 コンファレンスボード景気先行指数-11月 N/A 0.2% 0.3%
08:50 全産業活動指数-11月 0.0% -0.2% 1.7%
09:30 消費者物価-4Q 0.2% -0.1% 0.9%
09:30 消費者物価-4Q(前年比) 3.6% 3.3% 3.9%
18:30 GDP-4Q(速報値) 0.7% 0.8% 0.7%
18:30 GDP-4Q(前年比/速報値) 2.9% 3.0% 2.9%
18:30 サービス業指数(3ヶ月/3ヶ月)-11月 N/A 1.0% 1.0%

2007年1月24日水曜日

福井日銀総裁のインタビューでさらなる円安

本日も円安の勢いとまらず。円安が進行したきっかけは、『日銀は今回こそ利上げをしそうだ』とマーケットに期待をさせておきながら、先週に入って二転三転した結果、金利を据え置いたことに対する失望感か。
本日4時の英中銀キング総裁のコメント「早めに利上げすれば利上げ幅を最小限に」と発言していることから、イギリスはインフレ抑制のため、早期に更なる利上げも考えているということでしょうか。
クロス円は押し目をうまく狙っていきたいですね。

福井総裁ロイター単独インタビュー

今後の決定会合で政策委員間の意見の差が縮まるかどうか何とも言えない。
非常に低い金利と円安、企業が当然視すると景気の振幅大きくする可能性。
徐々に、より良く金利機能を発揮できる姿に持っていく責任がある
経済の実勢により近い金利水準の方が循環メカニズムがより正しく作動
情報や経済データが強弱入り混じっている場合、より慎重に情勢を判断
市場との対話、今回は多少円滑でない部分があったかもしれない
日銀が政策変更タイミングを示唆するとは思わないで欲しい
スケジュール感を持たないでやっていくのは、今後も基本方針
10─12月期GDP、経済の基調を正確につかむ上では非常に重要
最近の消費データはいくらか良い方向、GDPで補強の可能性
原油価格下落は日本経済にプラス、物価面でかく乱要因減少のメリットも
原油安で指数上物価が下がることに、なぜ恐怖心があるのか疑問。
政治的なスケジュールを節目に政策判断するわけにはいかない。
政府と日銀、長期的に見た政策運営の視点はきちんとそろっている。
円キャリーの急激な巻き戻しで混乱生じるリスク、注視。
日本の金利水準非常に低く、金利差追求の取引増える傾向
次回決定会合での意見集約、現時点では何とも言えない。

※1月23日(火)の経済指標結果

時間指標名予想結果前回
19:00 鉱工業新規受注-11月 1.1% 1.4% -0.5%
19:00 鉱工業新規受注-11月(前年比) 5.7% 6.2% 12.8%
21:00 消費者物価指数-12月 0.2% 0.2% 0.2%
21:00 消費者物価指数-12月(前年比) 1.7% 1.6% 1.4%
22:30 小売売上高-11月 0.8% 0.2% -0.8%
22:30 小売売上高-11月(除自動車) 0.4% 0.1% -0.8%
22:30 景気先行指標指数-12月 0.5% 0.3% 0.5%
24:00 景気先行指標総合指数-12月 0.2% 0.3% 0.0%
24:00 リッチモンド連銀製造業指数-1月 4 -11 -6

2007年1月23日火曜日

ポンド円ついに240円突入へユーロ円も上昇円安止まらず

22日はロンドン市場時間に入ってから、円安が進行し円が全面安の展開に。ユーロ円は一時157.60あたりまで上昇しましたが、その後は伸び悩み。ユーロポンドが2004年6月以来の水準に上昇しており、その影響を受ける形に。
逆にポンド円が240.60あたりまで上昇し、1998年高値の240円90銭の目標がみえてきました。ポンドは引き続き買いの方針か。
ただ、イギリス、ユーロ両国の消費者物価を比較すると直近の12月分のデータ では、ユーロ圏は前年比1.9%とECBのターゲット2.0%を下回っている。1月に 入って原油が更に下落しており、1月分はさらに下がる可能性もあります。
それに対して、イギリスは前年比3.0%と依然として高い。イギリスのインフレはまだなお警戒水準。イギリスの場合、住宅価格の上昇がインフレ懸念を強めている状況でしょうか。
イギリスの方はまだまだ消費者物価が警戒水準で、ユーロ圏よりも連続利上げの可能性が大きいかも知れません。さらなるサプライズもありえるか?
どちらにしても、円はしばらく最弱通貨になりそうです。円の苦難は続くのでしょうか。

※1月22日(月)の経済指標結果

時間指標名予想結果前回
09:01 ライトムーブ住宅価格-1月 N/A 0.5% -0.3%
09:01 ライトムーブ住宅価格-1月(前年比) N/A 13.5% 13.0%
09:30 生産者物価指数-4Q 0.2% 0.2% 1.0%
09:30 生産者物価指数-4Q(前年比) N/A 3.5% 4.0%
09:30 新車販売台数-12月 N/A 0.8% -0.9%
09:30 新車販売台数-12月(前年比) N/A -0.1% 4.0%
14:00 全国スーパー売上高-12月 N/A -3.8% -2.7%
16:00 コンビニエンスストア売上高-12月(前年比) N/A -0.2% -1.5%
16:00 生産者物価指数-12月 0.1% 0.0% 0.0%
16:00 生産者物価指数-12月(前年比) 4.5% 4.4% 4.7%
17:15 生産者・輸入価格-12月 0.1% 0.0% 0.0%
17:15 生産者・輸入価格-12月(前年比) 2.7% 2.6% 2.8%