日銀政策金利据え置きへ さらなる円安招く
昨日はマーケットでも注目の日銀政策金利会合が開かれ、日本の政策金利を据え置くということに決定しました。金利を据え置きによりマーケットは失望売りによる前面円安へ。ドル円も121円をこえ、更なる大台に突入。しかし、ニューヨーク時間にその後、「ペルシャ湾でイランが米軍を攻撃」との噂から一転ドル売り優勢となったが、米国防省がその事実を否定したことで持ち直しとなった。しかし、上院予算委員会でバーナンキFRB議長が、米財政赤字についての懸念を表明したことから、ドルの上値は重い展開となっている。
ポンド円は昨今の急速な上げから、日銀政策金利据え置きとのこともあり、一時240円台と98年以来の高値を更新し続けている。やや過熱気味ですが、さらなる円との金利差拡大観測から上昇トレンドなのは否めません。
本日は、英国小売売上高指数の発表があり、事前予想では伸びが拡大する見込みとなっています。ただ、この指標が大きく悪化してしまった場合、これまでの上昇に対する短期筋の利益確定の動きが出ることも予想されるので、気をつけて取引したいです。
※1月18日の経済指標結果
時間 | 指標名 | 予想 | 結果 | 前回 |
日銀政策金利 | 0.50% | 0.25% | 0.25% | |
08:50 | 第三次産業活動指数-11月 | -0.1% | -0.3% | 2.1% |
13:00 | 首都圏新規マンション発売-12月(前年比) | N/A | 1.5% | -13.5% |
14:00 | 景気一致指数-11月(確報値) | N/A | 65.0% | 50.0% |
14:00 | 景気先行指数-11月(確報値) | N/A | 18.2% | 20.0% |
14:30 | 全国百貨店売上高-12月(前年比) | N/A | -2.3% | -0.2% |
14:30 | 東京地区百貨店売上-12月(前年比) | N/A | -3.1% | -0.7% |
17:15 | 実質小売売上高-11月(前年比) | 1.8% | 3.3% | 0.6% |
22:30 | 製造業出荷-11月 | 1.1% | 2.3% | 0.2% |
22:30 | 国際証券取扱高-11月 | -20億CAD | 109.98億CAD | -41.81億CAD |
22:30 | 消費者物価指数-12月 | 0.4% | 0.5% | 0.0% |
22:30 | 消費者物価指数-12月(コア) | 0.2% | 0.2% | 0.0% |
22:30 | 消費者物価指数-12月(前年比) | 2.4% | 2.5% | 2.0% |
22:30 | 消費者物価指数-12月(コア/前年比) | 2.6% | 2.6% | 2.6% |
22:30 | 新規失業保険申請件数 | 31.4万件 | 29.0万件 | 29.8万件 |
22:30 | 住宅着工件数-12月 | 156.5万件 | 164.2万件 | 157.2万件 |
22:30 | 建設許可件数-12月 | 150.5万件 | 159.6万件 | 151.3万件 |
26:00 | フィラデルフィア連銀-1月 | 3.1 | 8.3 | -2.3 |