ポンド円で円高の原因に
ロンドン市場では英中銀の議会委員会向けレポートがきっかけでポンドが急落した。
「経常収支を均衡化するため、幾分かの実質実効為替レートの低下が必要になる。」
との指摘が材料視され、レポート報道直後に主要通貨でポンド売りが進んだ。対円では233円台半ばから232円台前半、対ドルでは1.95台前半から1.94台前半に急落した。
対欧州通貨や対オセアニア通貨でも売りが進み、ポンドは全面安となった。
レポートでは「急激な資産価格上昇が将来の調整リスクを引き上げる可能性もある。」
と利上げの必要性を示唆する指摘もあったものの、材料視されなかった。
※2月19日(月)の経済指標結果
時間 | 指標名 | 予想 | 結果 | 前回 |
09:01 | ライトムーブ住宅価格-2月 | N/A | 0.9% | 0.5% |
09:01 | ライトムーブ住宅価格-2月(前年比) | N/A | 11.5% | 13.5% |
14:30 | 全国百貨店売上高-1月(前年比) | N/A | 0.0% | -2.3% |
14:30 | 東京地区百貨店売上-1月(前年比) | N/A | -0.1% | -3.1% |
22:30 | 国際証券取扱高-12月 | 30.00億CAD | -32.60億CAD | 109.98億CAD⇒111.00億CAD |
22:30 | 卸売売上高-12月 | 0.8% | 2.7% | 0.1%⇒0.3% |