FOMC声明受け、ドル買戻し
日のNY為替市場はFOMC声明後、ドル買いが強まった。
政策金利は大方の予想通り据え置きとなった。先週のPCEコア指数が2.1%と
FRBのターゲットとされる2.0%以下に近き、雇用統計も労働市場の落ち着きを
示す内容だったことから、一部でバイアスを中立に変更してくるのではとの観測
もあったが、声明は「コアインフレは依然高い」「政策調整は今後のインフレと
成長の見通し次第」、住宅市場についても「調整は進行中」と前回の声明文と
ほぼ変化なく、バイアスも変更はなかった。
この結果に、発表後ドルの買い戻しが優勢となった。ただ、基本的には大きな
動きとはならなかった。
※5月9日(水)の経済指標結果
時間 | 指標名 | 予想 | 結果 | 前回 |
07:45 | ![]() |
N/A | 0.2% | 0.0% |
08:01 | ![]() |
89 | 90 | 88 |
10:30 | ![]() |
1.2% | 1.1% | 0.9% |
10:30 | ![]() |
8.1% | 8.6% | 8.3% |
14:00 | ![]() |
40.0% | 40.0% | 27.3% |
14:00 | ![]() |
22.2% | 22.2% | 30.0% |
15:00 | ![]() |
150億EUR | 184億EUR | 142億EUR |
15:00 | ![]() |
100億EUR | 172億EUR | 84億EUR→85億EUR |
15:00 | ![]() |
-0.9% | -3.0% | 5.7%→4.1% |
15:00 | ![]() |
0.2% | -1.4% | 1.9%→1.8% |
27:15 | ![]() |
5.25% | 5.25% | 5.25% |