FOMC後ドル売りで反応、結果は据え置き
FOMCの結果を受けてドルで反応してる。
金利は予想通り据え置かれ、注目の声明で、住宅市場の部分が前回の
「安定化の兆候」から「調整は継続中」と表現がややハト派になったこと
で、サブプライム問題に一定の配慮をしたともとれる。
しかし、インフレ警戒姿勢は崩しておらず、利上げの可能性も残している。
利上げ、利下げどちらにも可能性を残すといった姿勢は前回と変化はな
いが、住宅市場にやや配慮したといったところか。
ドル円は117.80近辺から117.15近辺まで瞬間下落したが、117.50水準に
戻ってきている。
なお、今回の声明文を受け、FF金利先物は今年上半期での利下げの可能性を42%水準にまで高めた(昨日の同時間は26%ほどだった)。株式市場は今回の結果を好感し、上伸している。次回のFOMCは5月9日の予定。
※3月21日(水)の経済指標結果
時間 | 指標名 | 予想 | 結果 | 前回 |
08:30 | Westpac先行指数-1月 | N/A | 0.1% | 0.5% |
09:30 | 新車販売台数-2月 | N/A | 0.0% | 5.3%→5.2% |
09:30 | 新車販売台数-2月(前年比) | N/A | 7.9% | 5.8% |
16:15 | 貿易収支-2月 | 10.0億CHF | 13.8億CHF | 12.9億CHF |
21:30 | 景気先行指標指数-2月 | 0.4% | 0.7% | 0.5% |
21:30 | 小売売上高-1月 | -0.2% | -0.2% | 2.3%→2.2% |
21:30 | 小売売上高-1月(除自動車) | 0.2% | 0.3% | 2.0%→1.9% |
27:15 | FOMC政策金利 | 5.25% | 5.25% | 5.25% |